管外搬送は過去最多 稚内消防署 昨1年間の救急車出動
稚内消防署は昨一年間の救急出動状況をまとめた。
昨年は1420件出動し1316人搬送。前年に比べ29件43人増加した。年間で最も出動要請が多い急病は916件835人(前年対比3件、3人増)、次いで一般負傷172件166人(同6件減3人増)、交通事故52人50人(同1件、3人増)、労働災害10件10人(同6件、6人減)運動競技3件3人(同2件、2人減)、水難6件1人(同2件増、同変わらず)、店員搬送などその他248件243人(同47件増、45人増)、不搬送113件(同8件減)。
そのうち救急車などによる管外搬送は122件(同31件増)で、平成25年と並び過去最多となった。循環器や泌尿器系などの病気で名寄や旭川などへの搬送で救急車78件(同26件増)、ドクターヘリ38件(同7件増)、防災ヘリ2件(同2件減)、メディカルウィング3件(同変わらず)。
昨年は急病、一般負傷での出動は前年並みに推移したものの、救急車やドクターヘリによる管外搬送の出動が増えた分、全体数として増加したとしており管外搬送では6割が循環器系の出動で占められた。