新春の空に凧揚げる 木村さんコロナ終息も願って
西浜4の凧作り名人の木村巧さん(84)が5日、西浜交流センター横の広場で、新年を祝うとともに新型コロナウイルスの感染終息を願って空高く凧を上げた。
今年7回目の年男の木村さんは令和3年が良い年となり、コロナの早い終息を願って「コロナ激減」などとメッセージを書き入れた凧はじめ、干支「丑」の絵や利尻富士、朝日を描いた30枚以上の連凧も一緒に飛ばした。
この日は10㍍以上の西風が吹き最高のコンディションとなり、上空に上がった凧を見上げた木村さんは「昨年はコロナの影響で凧揚げ大会が中止となり、新年に向けて一生懸命準備してきた甲斐があって空高く上がった。コロナが終息し、この強風でウイルスが飛んで消えてなくなるよう願いを込め飛ばしました」と話していた。