市のゴルフ場取得問題で請求棄却する判決
稚内を愛する市民の会(佐々木政美会長)が、稚内ゴルフ場取得代金の返還を求め工藤市長を提訴した裁判の判決が25日、旭川地裁であり、愛する会の請求は棄却された。
稚内市が明確な目的がなくゴルフ場を取得し、土地と建物の購入金額4238万円も適正ではないとし、工藤市長に対し購入代金の返還を求めた裁判は、提訴された2018年9月から2年余りに亘って口頭弁論がありコロナ禍もあって漸く判決が出た。
裁判所に臨場した佐々木会長は「市長の裁量権が大きかったのだろう。今後のことは判決文を見てから考えたい」と話していた。