強烈な寒気入る 宗谷地方 歌登氷点下20.4度、稚内6.6度
強い寒気が入った影響で14日の宗谷地方は各地で気温が氷点下10度前後まで下がり、稚内地方気象台は今週末まで厳しい寒さが続くことから水道管凍結や船体着氷などに注意するよう呼びかけている。
13日から上空5000㍍付近に平年より8度低い氷点下40度の真冬並みの寒気が停滞している影響で、14日午前中、開運で氷点下6・6度、声問氷点下7・3度、沼川氷点下10・1度、歌登氷点下20・4度と1月上旬から下旬並みに冷え込んで管内9地点で今冬一番の寒さを記録した。
19日まで平年より気温の低い状態は続き、15日から16日にかけては冬型の気圧配置が更に強まる影響で、稚内地方は15日朝まで多い所で20㌢前後の雪が降る見込みで、その後も断続的に雪が降ると予想している。
この冷え込みで、沢水が流れる西浜地区の砂防ダムは、水が凍りつき大きな氷柱が出来上がり、寒さの厳しさを物語っていた。
氷点下4度以下になると水道管凍結の恐れがあり、市(水道施設課)には14日まで市民から凍結報告は寄せられていないが、今週いっぱい厳しい寒さが続くので注意するよう呼びかけている。