時の話題 「少人数で忘年会」
食事前の朝夕の2回検温するようになり半年たったか。前々から平常体温は承知しているが、体調の良し悪しに拘らずするのはコロナのためである。
だいたいが37度を超えると夕食を摂り風呂に入らず床に就くほど体調維持に気を付けているのだが、コロナ禍中にあって一日に何度か「熱が出ているのでは」との恐怖心に襲われる。このため習慣化したもので、先ず36度5分以上になることはない。が、心配になり体温計を脇にはさめるわけであり、熱がないと安心するという毎日を繰り返している。
巣ごもりも10カ月を過ぎると要領を体得してしまい退屈することなく日々送っているので個人的には問題ないものの、さすがに一年納めの12月にもなると人恋しさもあり腰の辺りがうずうずする。忘年会シーズンである。
各職域の人達に訊くと、ほとんどの忘年会が中止に追い込まれている。5人以上の飲食は控えた方がよかろうという御上のお達しもあり致し方ないし、何よりも感染を防ぐには自粛するしか選択肢はなかろうとの結論に至っているのだが、世の中が同一方向に歩き出すと反対へという天邪鬼さも相俟って私事では自分入れ2、3人での忘年会を模索しているところだ。
が、公けな行動ではヘソ曲りでは物事は進まない。勿論、小社の忘年会は中止にした。
飲食業の痛手は半端でなかろう。一年で一番の稼ぎ時に客が来ないのだから店の存続問題も浮上してくる。
酔っ払って何かと世話になった店に恩返しするためにも、少人数で訪店するので、その節はヨロシク。