人など検知のモニターも 錦産業の除雪車2台
錦産業は、後方の人や障害物をカメラで検知するバックモニターを備えた除雪車2台を導入し、今冬の除雪業務に当たる。市内の除雪車では初めて。
昨年3月、市内で除雪車両に巻き込まれ60代男性が死亡したことを機に、除雪車が道路使用許可を得る場合には、後方確認用のモニターなどの設置が義務付けされており、同社では既存のロータリー2台、ショベル車13台にバックモニターを備え付けている。
今年3月に納車された除雪車2台には、車両の死角となりやすい後方に人がいた場合、AIが検知しモニターと警告音でオペレーターに知らせる。検知範囲は設定が可能だという。
貝森貴博社長は「オペレーターの補助的な役割として備えたもので、より安全な業務に繋げていきたい」と話し、2台は富岡地区の市道の除雪業務で今冬から稼働する。