サケ狙いワシ集結 増幌川〝ワシの木〟10数羽の群れ
増幌川沿いにある木々に国の天然記念物のオオワシやオジロワシが集まり、川を遡上するサケを狙っている。
市街地から車で30分ほど向かった増幌川沿いの木には、冬も凍らない川を遡上するサケマスを求めロシア極東などから越冬のため飛来したワシが集まる。1週間ほど前から姿を現し、多い時には1本の木に20羽以上が止まる光景は、野鳥ファンの間で〝ワシのなる木〟と呼ばれている。
毎年この時期になるとワシの写真を撮りに行くという市内の70代男性は、16日に増幌に出掛け川沿いの木にワシが羽を休めている様子を撮影し「今年はいつもより飛来が早い。川沿いの木を調べたら30羽ほどが確認され、1つの木に沢山のワシがいる光景は見ものです」と話していた。
2月頃まで観察を楽しめるという。