コロナ禍で100余人参会 自民党12区政経セミナー
自民党北海道第12選挙区支部宗谷管内ブロック協議会主催の自民党政経セミナーが15日午後、サフィールホテル稚内で100人余りが参会し開かれた。
新型コロナウイルスの感染防止のため出席人数を制限するなど感染防止対策を徹底した上で開かれ、最初に登壇した三好道議は初めてクラスターが発生するなど宗谷管内でのコロナ感染状況について触れ「経済は感染防止対策を徹底した中で進めていかなければなりません。皆さんの知恵や英知を結集していかなければ、この難局を乗り越えることはできない」と述べた。続いて支部長の武部衆議は菅政権について「コロナ対策をしっかりやるというのが一番。アベノミクスを引き継ぎ、国土強靭化対策に取り組むと共に、菅カラーといえば行政のデジタル化で肝心なプラットホームを作る上でのデ
ジタル庁を創設する」、吉田道議は「本来であれば今年は東京オリンピックが開かれ稚内にも聖火が来る予定でした。来年こそ無事に開かれることを願い、マスクをしない日が来ることを心から願いたい」などと挨拶した。
続いて進藤金日子参議(比例代表)が「最近の農林水産政策を巡る状況」と題し講演し来年度の概算要求で食料安全保障の確立と国土の保全を全面に掲げた農林水産関係予算、畜産・酪農の生産基盤の強化に重点化していることなど説明した。
進藤氏は「年が明けてから通常国会があり解散があるかどうかが注目されるが、1年以内には必ず選挙となるので宗谷ブロックの皆さんの力を結集し宗谷、北海道、日本を代表する武部先生への支援をお願いしたい」などと語った。