芋煮と牛乳を無料提供 あすまで赤れんが通信所公開
恵北の稚内赤れんが通信所が24日、一般公開され、見学した市民らが歴史的建造物に関心を寄せていた。
通信所の保存活動などに取り組む稚内市歴史・まち研究会(富田伸司会長)が、7月に続き今年2回目の一般公開では今年度、太陽財団から100万円の助成を受け、新たに制作した通信所の歴史などを伝える案内看板が披露された。
朝から雨が降る中、訪れた見学者たちは春先からの改修工事で修復を終えたB棟望楼下側の屋根、今の通信所と昭和44年に撮影された建物の写真などが紹介された新たな看板などを見て回った。
一般公開がある時は見学に訪れているという豊富の家族連れは「戦争の歴史や平和の大切さを伝える建物ですので、これからも残っていってほしい」と話していた。
25日も午前10時~午後3時まで公開され、正午からは塩茹でしたジャガイモの芋煮と牛乳が無料提供される。