時の話題 「歴代の特別職」
闘病していたとは側聞していたが、黄泉の国に旅立たれるとは。遺家族の皆様にはお悔やみ申し上げます。
亡くなった角谷さんは敦賀市長時代に収入役を務めていたと記憶していたものの、横田市長時代の平成11年12月6日からの4年間で、個人的には全くお付き合いのない方だったがナイスミドルの印象の強い人だった。
勘違いした敦賀市政1期目の収入役は川森博さんで助役は堀田正剛さんだった。
助役(のちの副市長)はその後、西岡信吾さん、川上憲雄さん、工藤広さん(のちの市長)と引き継がれ、収入役は川森さんの前が高橋和夫さん、その後は木村博明さん、角谷さん、そして工藤忠さんが収入役という特別職の最後になった。
鬼籍に入った人もいれば壮健な人もおり、市長と共に市勢発展の重責を担った方々には改めて感謝申し上げるものです。
長く水産業、とりわけ沖合底曳き網全盛の時代の稚内は、全国機船漁協連会長を務めた瀬戸常蔵さんら漁業関係者が大手を振っていたものだが、2度に亘る減船などによって今は6隻まで減ってしまい、その水産業の旗手の座はホタテを中心とする沿岸漁業に取って代られるという変遷あるも陰に陽に経済の立役者を支えてきたのは稚内市であり、市長はじめ特別職、職員であったし、これからもその役割を担って行くのに違いない。
冒頭、特別職の氏名を挙げたが誰もが印象深い方々であり、その系譜を引き継ぐ工藤市長には健康に十分留意され、次の4期目もお願いしたいという市民は少なくないようだ。