大沼でエサやり始まる ハクチョウ400羽に増加
ハクチョウなど渡り鳥が増えてきた大沼で1日2回の給餌が始まった。
今月5日に沼への飛来が確認された以降、ハクチョウは今、400羽前後が羽を休めている。
沼の環境にも慣れて群れの3分の1ほどが岸に近付くようになり毎日午前10時と午後2時からの餌やりの時には、バードハウス前の岸に集まってきてはエサを食べている。
エサの時間帯となって稚内振興公社の職員が姿を見せると、ハクチョウは一斉に集まり「クォークォー」と大合唱をし、12日に野鳥観察に訪れていた観光客は「必死にエサをもらおうとする姿は可愛らしい」と話していた。
コハクチョウ、マガモ、スズガモなど渡り鳥の飛来が増えており、野鳥観察の際は必ずバードハウスの立ち寄り手や靴底の消毒を徹底するよう呼びかけている。