応援クーポンに1312人の旅行者が申込 飲食、小売、土産などに各1000円
わっかない観光活性化促進協議会が、市内宿泊者に3000円分のクーポン券を発行する「わかっかない応援クーポン」事業で、発行開始した9月1日から28日までで893件1312人に達した。
コロナ禍で落ち込んだ観光産業を支える経済対策として、市内宿泊施設に泊まった旅行者が交通機関、飲食店、土産店などで各1000円ずつ使用できる3000円分のクーポン券を発行し事業に登録している64施設で利用してもらうことで、市内の消費拡大に繋げることを目的に実施している。
オンライン予約を通じて専用プランを持つ市内宿泊施設に泊まった人にクーポン券を発行しており、事務局の稚内観光協会によると予約開始した初日の8月31日に87件106人の申し込みがあり、その後は1週間単位で予約状況を集計し200件前後を数え順調に増えているという。
事業者からの聞き取りでは飲食店でクーポン券1000円分を利用し、残り現金で3000円~4000円支払うという客単価引き上げにも繋がっており「9月はホテルの予約状況も良いと聞き、市内の消費拡大に繋がってほしい」と期待を寄せている。