市役所に爆破予告 不審物など異常はなく
16日午後2時に「市役所を爆破する」などと書かれたメールが稚内市に届き、職員や稚内署などが庁舎内を捜索したが、不審物は見つからなかった。
市によると、今月12日、市のホームページに「9月16日午後2時に市役所正面玄関で機関銃を乱射したあと、2階のトイレや書庫、駐車場に止めたトッラックに隠した時限爆弾を作動させる。命が惜しければ今すぐビットコインを送れ」というメールが届いた。
同じような爆破予告は旭川、網走、歌志内にも届き、網走などでは庁舎を臨時閉庁する対応を取ったが、市では午後1時から稚内署員と職員が庁舎内に不審物がないか調べ、不審者の出入りなど警戒に当たったが異常はなかった。
田中総務防災課長は「1週間前にも同じようなメールが届いた。悪質なイタズラで非常に憤りを感じている」と話していた。