修復され早速観光客 白い道に20㌧の貝殻

 1カ月前の大雨により砂利が露出するなどし路面状況が悪化していた宗谷丘陵の白い道の修復作業が行われた。
 8月6日~7日までに宗谷岬周辺で降った150㍉以上の大雨の影響で路面が侵食されコースの出口付近の下り坂など中心に至る所で轍ができていた白い道だが、1日午後に市(土木課)から修復作業を請け負ったミナトが大型トラックで新たに砕いたホタテの貝殻20㌧分を搬入し、轍などに敷き詰めるなど整備した。
 修復作業を終えた翌日の2日午前、白い道には車やバイクなどが何台も行き交っていた。札幌から車で訪れた若者グループは「SNSで晴れた日の白い道を見て、稚内で一番来たかった場所。漸く来れて良かった」と話していた。
 市(土木課)は「これまで大雨が降った時には道が削られる被害が何度もあり、観光客の人気スポットなので今後、大雨が降った時はパトロールし轍などが見付かった場合は補充作業をしていきたい」としている。

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