車両長蛇で大混雑 JCのドライブスルー 待ち時間長く西理事長陳謝
稚内青年会議所(JC)によるドライブスルーde屋台は30日、総合体育館駐車場で開かれ、多くの家族連れで大混雑した。
コロナ禍により市内で様々なイベントが中止されている状況下、稚内を盛り上げたいと稚内JCが企画したもので、会場には市内飲食店などから9店出店し、お好み焼き、パンケーキ、チョコバナナなど50種類近いメニューを販売した。
来場者は車に乗ったまま商品を選び、希望の品を注文票に書いて代金を受付に提出。窓を開け、スタッフが運んできた品を受け取ると、車から一歩も降りずに会場を後にした。
家族4人で訪れた栄地区の佐々木理彩ちゃん(5つ)は「お祭りみたいで美味しい物をいっぱい買ってもらえて嬉しい」と喜んでいた。
感染防止を徹底させるためドライブスルー方式を取り入れたイベントは、開始した午前10時から30台以上の車の列ができ、その後も後続の車で長蛇の列となり、並んでから商品を受け取るまでの待ち時間が長くなり、西理事長は「予想以上の反響で来場者が多く待ち時間が長くなり、ご迷惑をお掛けしました」と陳謝していた。
今後については「この先もコロナの感染防止をしながらのイベントになるので、今回ダメだった部分を反省し子供たちが思う存分楽しめるイベントを企画していきたい」と話していた。