時の話題 「コロナ禍の飲食店」

 よく拝見している朝日新聞の「経済気象台」によると、8月21日現在、コロナ禍で458社(帝国データバンク調べ)倒産し、そのうち62社が飲食業だという。
 その欄には飲食店の売上げ減でも様子は違い、ちょっと一杯の居酒屋は激減し、ファミレスもお年寄りが敬遠し売上げ落ちた一方、ハンバーガーショップなどファーストフード店、回転寿司、焼き肉店は売上げが伸びた所もあり、テイクアウト(持ち帰り)のほか家庭での再現性が難しい所はそれほどの影響を受けていないとの事だが、「本当かね?」と少々疑問を持った。
 個人的なことを申せば元々居酒屋に飲みに行かないので実状知らねど4月上旬、知人に誘われ暖簾をくぐった大黒町の居酒屋は〝密〟なほど混み合っており、ファミレスの高齢者減は都会だけのことで稚内などは関係ないとは思った。筆者もだが高齢者は余りファミレスには行かない。
 焼き肉は臭いや煙を嫌う家庭での再現性が低いため、それほど減っておらず、回転寿司も―と指摘するが、筆者は寿司店には行くも回転寿司には入らないので実状は分からないのが本当のところだ。
 飲食店一つ取っても人の見方、考え方は相違し、単純な分析はできず、これ見よがしに得々と述べることではない。
 筆者が聞くところ、稚内でコロナにより倒産した所は無いとしているが、コロナ禍をきっかけに店を閉じた飲食店があるのは事実である。
 市中感染が無くともこうなのだから東京など大感染地の実態は語るまでもなく厳しい。

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