時の話題 「7カ月も経つと」

 稚内市内にあるホテル駐車場の車両が増えている。車で通り過ぎているのでナンバーは確認できないが、恐らく地方からの車両なのだろう。
 コロナが無ければこの時期はツアーのバスに代表されるよう地方からの旅行者がめっきり増える。昨年までは到って普通の光景であり「観光の季節になったか」とぼんやり思う程度だったが、コロナ禍の今年は意識付けしようとする心の動きがある。
 今、駐まっている車両の旅行客は「どうみん割なのか、GoToキャンペーンなのか」などと推し量ってしまうも、どういう形であれ稚内に人(ビジネス客含め)が入って来るのは喜ばしいことと思う半面、コロナは大丈夫なのかという疑念は拭い払えない。
 ただツアーの観光バスはほとんど無く、改めてだがコロナの恐怖を知る縁とはなる。
 今年1月16日に国内初の新型コロナウイルス感染者が出て7カ月余り。コロナに振り回されてきたが、長いトンネルを抜けつつあるのかなとの希望的観測はある。現実には未だ未だだろうがね。
 今年もあと4カ月。幾らかずつでも収束の兆しは見えるものの、一つ々々段階を踏み完全終息めざし取り組まなければならない。マスク着用、手洗い励行は勿論、人が集まる事は可能な限り避け、家族間感染を防止するためには食事含め団欒は必要最低限にせねばなるまい。
 市中感染ゼロとはいえ無症状感染者がいるやも知れず、稚内市民の長所であり欠点でもある他人を信じることも程々にするのが肝要かと思うが?

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