空き缶材料の風車など販売 京都から避暑で訪れた嶋村さん

 今月18日から避暑のため北海道を訪れている京都府の嶋村孝治さん(72)が18日稚内入りし、恵山泊漁港公園駐車場で空き缶を材料にしたユニークな風車など販売している。
 嶋村さんは15年前から避暑のため北海道を訪れており、今年は7月に地元の京丹波町を出発。道内入りしてからは旭川、紋別、宗谷岬など巡り18日に稚内に到着した。
 ログハウスを建設するなど、物づくりが好きだという嶋村さんは数年前、江別市でアルミ缶を使った風車を作っている男性と意気投合し、風車の作り方を教えてもらい、3年前から道内観光しながら風車の販売もしている。
 アルミ缶の風車をはじめ、タイの空き缶を材料に12時間かけ手ぬいした帽子、アルミ線を使った自転車の置き物など販売されており、駐車場を訪れた人たちが物珍しそうに見ていた。
 旅の道中、稚内の評判を聞き初めてきたという嶋村さんは「涼しくてとても過ごしやすい」と街の印象を話し「ガソリン代を稼いだら次の土地へ移動する行き当たりばったりの旅。心を込め作った可愛らしい商品を購入して頂けたら」と話していた。
 23日までの午前10時~午後4時の間で販売している。

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