本当は本人がぐずった? 大鵬の稚内下船で金澤さんから投稿
コロナ菌による未曾有の混乱を漸く下火になり、幾らか平和な生活感を取り戻してきた昨今、故大鵬関が一時的とはいえ稚内の地を踏んでいたようで、その足跡を稚内の北防波堤ドーム前に記念碑を建立したとの報に接した。
当方も樺太がどのような所だったか、ネットサーフィンを行った処、記事・写真等が出てくるは出てくるはで取り敢えず映像を中心にかき集めDVD化を終えたところです。調べたところ地元紙で報道されていることと違う内容を目にし真相を調べた結果をお伝えする。
納谷少年(大鵬)が母に連れられ樺太の地を離れ一路、小樽を目指し小笠原丸に乗船したが、樺太を離れほどなく〝ぐずり〟始め、やむなく途中の稚内で下船したと本人が某新聞の対談で語った記事に関し、新聞社に問い合わせたところ本人が語ったとする内容に関し「記事以上でも以下でもない」との回答を得た。母親の船酔いではなくグズったという本人の弁が正しいのでないか。
大横綱自らが運命を自ら変え「大横綱」へと歩んだのでは思う。(東京大田区金澤勉)