神輿、露店は中止へ 7月の北門神社例大祭
北門神社例大祭で執り行われる7月5日の神輿渡御、6日の海上渡御などの中止が決まった。過日開かれた責任役員会で新型コロナウイルス感染のリスクが高いとの判断からである。
北門神社の山本泰照宮司によると、明治29年から続く神社例大祭で神輿渡御を事前に中止と決めたのは初めて。4日夜の宵宮祭などの神事は神職のみで執り行うことにしており、山本宮司は「5日の本祭りでの神輿は400人余りが参加し、祭りには市外からも多くの人が訪れるため今のコロナの状況では中止はやむを得ない」と話していた。
市によると、例大祭の関連イベントである中央地区の露店商出店について、今年は出店の受け付けを中止する方向で検討しているとしている。