暮らし直結の仕事全力で 村上振興局くらし・子育て担当部長
4月1日付けの道人事で宗谷総合振興局のくらし・子育て担当部長に着任した村上喜一氏(55)は「子育て、高齢者、障がい者への支援をしっかりし、雄大な自然環境の保全など、住民の暮らしに直結する仕事に全力で取り組みたい」と抱負を述べた。
村上氏は滝川出身で昭和58年、空知支庁に奉職。昭和61年には札幌の転勤と同時に北海学園法学部2部(夜間)に通い学業と仕事を両立し、監査委員事務局定期監査室監査第三課監査主幹など歴任。前任は監査委員事務局総括監査主幹。
14年ぶりとなる宗谷での勤務を楽しみにしていたという村上氏は「宗谷は自然豊かで温かい人が大勢いる地域ですが、当時通っていた店がなくなり寂しさを感じる」と話していた。
稚内土現勤務時には台風や爆弾低気圧による大シケで消波ブロックが海に散乱し、ケーソンが倒れる状況を目の当たりにし「自然の恐ろしさを感じた」とし監査業務に携わる経験が多かったことから「事業が正しく行われているかなど見て行きたい」と話していた。
趣味はドライブと街歩き。「利尻山にも登ってみたい」と。