春のお彼岸で墓参り 市用意した車乗り稚内霊苑に
春のお彼岸で寺院や墓地に家族連れが墓参りに訪れ、先祖の霊を供養している。
稚内市が19、20日と運行する稚内霊苑行きの送迎車両に初日、午前と午後合わせ6組7人が乗り込んだ。
寡雪に加え今月に入ってから気温上昇で雪融けが進んでいる稚内霊苑はいつもの年の半分位の雪しかなく、墓参りに訪れた人は、墓石の回りを清掃したあと、花や果物など供えて合掌し先祖の霊を慰めていた。
今年初めて送迎車両を利用したという緑地区の60代女性は「両親に今年一年、健康で毎日過ごせることと、早く新型コロナが収まってくれることをお願いしました」と話していた。