新型コロナであすから4日まで小中学校臨時休校 幼稚園休園、保育所開所
市教委は26日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う道教委からの要請を受け、27日~3月4日までの7日間市内すべての小中学校を臨時休校することにした。
公立高校入試(3月4日)を控えている中学3年生については各中学校の判断により登校を認める。
幼稚園も学校同様、27~3月4日まで臨時休園とし、保育所は通常通り開所する。
休校中は自宅待機とするが、学童保育所は夏・冬休み同様の体制で開所し、家庭での生活が困難な児童に限り日~土曜の午前8時~午後6時半までの利用を認めることとした。
3月8日以降に行われる小中学校の卒業式については2日までに対応を決め各校に通知する。
「会議など中止相次ぐ 八代亜紀コンサート中止」
稚内市は25日、藤原生活福祉部長をトップに稚内市新型コロナウイルス感染症対策連絡会議を立ち上げた。
市民の相談に対応する相談窓口を健康づくり課に開設した。電話番号4000。平日は午前8時45分~午後9時まで、土・日・祝日は午前8時45分~午後5時まで受付。時間外の相談は警備室(☎23-6161)で受付けし健康づくり課に回す体制を敷く。
市主催のイベントなどについては3月末までは中止・延期とし、関係団体にも要請しているとした。
新型コロナは高齢者や基礎疾患を持つ人が重症化しやすいとされ社会福祉施設で感染すると重症者が多く出ることが想定されることから高齢者・障がい者施設はじめ本庁舎や市所管の公共施設での感染防止対策を徹底するとしている。
市職員については風邪のような症状がある場合は出勤を自粛するようにする川野副市長名の通達を出した。
「タニタ前社長の講演中止」
市の地方創生推進事業として㈱タニタ前社長の谷田大輔氏を講師に迎え3月8日に開催する予定にあった生涯学習講演会は新型コロナウイルスの感染拡大により中止された。
「八代亜紀コンサートも中止」
今週28日夜、文化センターで開催される予定の八代亜紀さんのコンサートも新型コロナウイルス拡大によって中止された。
入場料払い戻しについては27日の稚内プレスに掲載される広告で案内するとのこと。
「講習会など全ての事業を中止 スキー学校」
稚内スキー学校は、こまどりスキー場の雪不足に伴い今後の講習会など全ての事業を中止する。
「カラダチャレンジ中止」
26日~3月15日までの学校体育館使用中止に伴い3月8日市体育館で実施される予定だったカラダチャレンジの中止が決まった。
「市長杯バスケ大会中止」
稚内地区バスケットボール協会は29日と3月1日の開催を予定していた市長杯バスケットボール大会を新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止にした。
「3月の地域食堂中止」
地域食堂ふらっと(藤本英文代表)は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ3月に予定していた地域食堂開設を中止した。
「国際女性デー集会中止」
3月7日の開催を予定していた国際女性デー稚内集会は、新型コロナウイルス感染防止のため中止される。
入場料(500円)は販売した協力団体通し払い戻しされる。
「冬レンジャー大抽選会延期」
3月1日に行われる予定だった冬レンジャー2020大抽選会は新型コロナウイルス感染の拡大防止により延期された。
「市庁舎建設検討委は延期」
28日に開く予定だった第3回稚内市庁舎建設検討委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期された。
「3月15日まで図書館の催し中止」
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため市立図書館は26日~3月15日までに予定していた行事や研修室の団体利用受け付けをストップしている。
26日、図書館職員が期間中に行われる定例映画会、おはなし会など催しの中止を告げる貼り紙を掲示していた。