スケソ、タラ好漁 沖底漁船1月水揚げ 漁順調で昨年比3倍増
稚内機船漁協は、1月の沖底漁船6隻の魚種別水揚げ状況をまとめた。
それによるとシケで出漁が少なかった昨年12月から打って変わり順調に操業した結果、2299㌧(昨年同月対比3・07倍)1億9802万円(同55%増)と著増した。単価は昨年の半分程度まで落ちたため数量に比べ金額の伸びは鈍化した。
昨年12月は539㌧1億1700万円。
スケソが昨年同月の5倍まで伸び1384㌧と、全体の6割を占めた。
魚種別の地方市場取扱い高。
▽タラ 788㌧(昨年同月対比2・24倍)7570万円(同11・3%増)▽スケソ 1384㌧(同5・14倍)8077万円(同3・58倍)▽ホッケ 18㌧(同37・7%減)143万円(同45・1%減)▽カレイ類 27㌧(同38・1%減)336万円(同39%減)▽ニシン 12㌧(同2・05倍)61万円(同3・36倍)▽カスベ 30㌧(同80%増)506万円(同76・9%増)▽その他鮮魚 39㌧(同8・3%減)3109万円(同21%増)。