空港一括民営化の式典あり稚内でもテープカット 工藤市長は新千歳の式典に出席
道内7空港の民営化を担う北海道エアポート(本社千歳・蒲生猛社長)は18日、稚内空港など道内7空港で運営開始記念式典及びレセプションを開き、広域観光振興など今後の目標に向かい飛躍を誓った。
稚内空港では、来賓など出席者50人を前に北海道エアポートの北村俊治常勤監査役が、北の空から未来を創ることなど3つのキーワードを念頭に事業を進めたいとし「稚内空港は年間20万人が利用する重要な交通インフラになる。7つの空港を結び付け道北、東北海道など広域観光を創出して行きたい」と挨拶。続いて松本剛稚内空港長が「空港を最大限活用し、観光だけでなく物流促進など地域振興の核として頂きたい」、川野副市長は「稚内空港は宗谷地域の中心的な玄関口のひとつ。施設建て替えを実施することで、国内、国際線の同時受け入れが出来るようになるなど国際チャーター便の誘致に繋がるものと期待しています」と挨拶した。
このあと、同社のロゴとスローガンが紹介され、川野副市長、中田稚商会頭ら10人がテープカットを行った。
新千歳空港で開かれた7空港一体式典に出席した工藤市長は「北海道エアポートと本市、観光及び空港関係者が連携を深め、稚内空港の運営を支え、地域活性化へ繋げて行きたい」とコメント。