港小の川原校長が五輪聖火リレー走者に 日本生命から当選通知授与
来年7月24日から開催される東京五輪を前にした聖火リレー走者の日本生命プレゼンティングパートナーとして港小の川原修子校長(54)が選ばれた。川原校長は来年6月15日福島県から出発し日本を縦断してくる親火の道内ランナーとしての大役を務める。
来年3月26日、福島県を出発し、47都道府県で行われる聖火リレーには、日本生命、トヨタ自動車など4社のスポンサーに割り当てられた約1万人の枠があり全国53万人余りが応募していた。
川原さんは大学生まで、五輪の競泳選手を目指し練習に励んできたことがあり、国体出場や全国大会で優勝するなど輝かしい成績を残しており、応募の際には「今の自分にとって一番大切な子供たちに夢を与えること、今年2月に他界した父に勇姿を見せ喜ばせたいとの想いで応募しました」と話し、当選が決まったことに「とにかくびっくりしましたが有難いという気持ちでいっぱい。子供たちに頑張ればチャンスが巡ること、五輪を応援する喜びを伝えて行きたい」と語っていた。
25日、港小の終業式に合わせ行われた報告会で、日本生命旭川支社稚内営業部の横田裕之部長から当選通知を手渡された川原さんは全校児童たちに「皆さんの思いを胸に走ってきます」と意気込みを語り、児童や先生たちからエールを送られていた。
リレーのルートは3月に発表される予定。