来年で節目10周年 サハリン館2月15日から副港市場でオープン
来年2月15日から副港市場内にオープンする稚内サハリン館に、今冬もアンサンブル団体「ルースキー・テーレム」が出演する。
冬季観光の目玉として、今冬で開館10周年を迎える稚内サハリン館に夏公演含めて11度目の来市となるサハリン州ユジノサハリンスク市を拠点に活動するルースキー・テーレムのメンバーは通訳含め20代~60代までの8人で、昨冬から女性ダンサー1人が入れ代わった。
昨冬は前年を500人以上上回る4136人が来場し観客を魅了した。
今冬は3月15日までの午後5時と6時からの1日2ステージ(火曜日休み)あり、メンバーの強い希望で市内の老人福祉施設などへの出張公演も予定している。
今月13日にユ市でルースキーとの公演契約が交わされた。リーダーで歌手・バヤン奏者のアンドレイさんは稚内市民、観光客らファンに向け「10周年を迎える稚内サハリン館を楽しみにしています。皆さんの心に残るような時間になるよう頑張ります」とメッセージを寄せた。
稚内観光協会の中井事務局長は10周年に向け、これまでの公演でルースキーが披露した楽曲のベスト版公演や節目を祝う式典、記念冊子などを計画し、多くの観客に楽しんで頂ける10周年に相応しいステージにしたいとしている。