この5年間で最多 上期宿泊者 外国人延べ1万5016人
市(観光交流課)は今年上期(4月~9月)の外国人宿泊客延べ数をまとめた。
1万5016人と前年度から9%の1237人増加した。
今年は8月を除くと全て前年を上回り、昨年、胆振東部地震の影響で落ち込んだ9月では前年を500人以上多い2000人余りを数えた。その結果、平成27年からの5年間で最多となる宿泊客を数えた。
全体の3割強を占めた台湾は5320人と前年から20%の886人増え、次いで香港が26・6%の594人増の2827人、中国は1930人と16%の266人増加した。
市では台湾、香港など東南アジアからの観光客が伸びていることはインバウンド対策として取り組んだ広域観光周遊ルート事業旅行情報を世界中に発信するブロガーによる発信事業の取り組みが効果として出たことをあげた。今後は稚内にしかない体験観光の新たなメニュー作り、受け入れ体制の強化などを図り誘客に繋げていきたいとしている。
4位以下の国別宿泊数。
④韓国660人⑤アメリカ589人⑥シンガポール489人⑦タイ414人⑧オーストラリア223人⑨フランス206人⑩イギリス129人⑪ロシア113人。