時の話題 「中央地区再開発」
先週末の「天北堆」でちょっと触れたよう廃業したサンホテルの競売先が決まり、副港市場の売却先もメドがついてきたようだ。
JR稚内駅から至近のサンホテルは昨年11月、営業を止めて以降水面下で売却への交渉が行われてきた結果、最終的に裁判所による競売に託され、聞くところによると2社が応札し落札者が決まったようだ。
落札者は地元の人でなく、全国展開するホテルチェーンなどの名前が上がっているが、正式な落札者公表は年明けになるようだ。
いずれにしても後利用が決まったことは目出度いことであり、向かって左側の新館は耐震性をクリアしており右側の旧館を耐震性ばかりか水回りを改修すれば宿泊施設として十分使えるので、ホテルが足りない現況が幾らか緩和されるであろう。
副港市場に関しても交渉が進んでおり余程の不測の事態がなければまとまるものと見られ、稚内観光にとって懸案の二つの建物の運営にメドがついてきたのは喜ばしいことだ。
建物としては市庁舎建て替えの準備が進められ先ずは現庁舎から離れる事のない中央地区を候補地とすることで意見集約をみたようだが、道路を挟んだアーケード街側、中央商店街の再開発はどうなるのか。
今後の人の動き(動線)を考慮する時、キタカラ(稚内駅)、北防ドーム、フェリーターミナルなどを結ぶエリアとして組み込んで行かなければならないのでないか。
稚内信金本店の建て替えも浮上するだろうし紆余曲折がありそうである。何せ〝稚内の顔〟なのだから。