稚内に再び演劇の芽を サークルてっぺんのワークショップに20人

 市民演劇サークル「てっぺん」(岩崎良平代表)による演劇ワークショップが23日午後、市立図書館で開かれ、参加した子供たちが表現する楽しさなど演劇の魅力に触れた。
 2年ぶりに開かれたワークショップには小学生から70代までの20人が参加。札幌出身で演出家として活動する弦巻啓太さんから芝居の作り方、良い演技の方法など4時間に亘って指導を受けた。
 声を大きく出して自分のエネルギーを人に伝えるジェスチャーゲームなどし「恥ずかしがらずに隣の人に元気のパワーを送ってほしい」との弦巻さんの指導に、南小6年の武田清孝君は「演劇に興味あったので参加しましたが色々教わり楽しい」と話していた。
 50年以上前、稚内には様々な団体の演劇クラブがあったという。
 岩崎さんは「皆一つになって作り上げるのが演劇の魅力。札幌には40以上のクラブがあります。地道な活動をし再び稚内にもいくつかの演劇サークルができれば喜ばしい」と話していた。

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