「次代に残す建物に」 市庁舎建設検討委 第1回会議開く

 第1回稚内市庁舎建設検討委員会が11日午後、市正庁で開かれ、新たな庁舎建設に向け災害対策や市民が利用しやすい施設となるよう計画を進めていくことなどを確認した。
 築52年が経過し老朽化が進み耐震不足もある庁舎の整備計画は、これまでの検証結果で建設地は中央地区が望ましいとの結論を踏まえ、来年2月まで基本構想、7月までに基本計画を策定させるべく学識経験者、町内会、一般公募などした委員14人に工藤市長から委嘱状を交付し、駅前の再開発事業に携わった北大工学研究院長の瀬戸口剛氏を委員長にした1回目の会合で、委員から「市民利用を一番に考え寄りやすい施設」「再生可能エネルギーを活用した環境都市の稚内をアピールするものに」「防災機能を第一に考えたものに」「街の顔として次の世代に残し地域活性化となるような施設」など様々な意見が出された。
 次回は来年1月21日に開かれる。

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