人里にフクロウ ノシャップ灯台裏手に
8日午前7時過ぎ、ノシャップの産業道路沿いの草むらでフクロウが羽を休めていた。
恵比須からノシャップ方面に歩いていた50代男性が、稚内灯台裏手の草むらに隠れていた体長20㌢ほどのフクロウを発見した。人里では見ることがない珍しい鳥に男性は「野生のフクロウは初めて見ました。カラスが何度も追い掛け回していたが、その後、山の方へ飛び去って行きました」と話していた。
大沼バードハウス常勤ガイドの遠島幸吉さんは、断定は出来ないが体の特徴からエゾフクロウかコミミズクと見られ、体も小さいことからカラスに追われて人里に迷い込んだのではないかと話していた。