大沼10月は白鳥2万8000羽 ハクガンなど23種確認

 大沼バードハウスは10月中に飛来した野鳥の飛来数をまとめた。前月より4種類多い23種類を数えた。
 10月はシベリアなどからの渡り鳥のシーズンだったことからオオハクチョウやコハクチョウ、マガン、マガモキンクロハジロ、スズガモなど11種類のカモ類を確認。珍しい種として25日、3カ月ぶりにタンチョウが姿を現し、翌26日には4年ぶりにハクガンが今月2日まで確認された。
 ハクチョウは先発隊が到着した9月26日以降、10月22日に今秋最多の2700羽を数えこれまで2万8000羽が飛来。昨年秋の3万羽と比べると少ない。
 常勤ガイドの遠島幸吉さんは「今季の初飛来は昨年とほぼ変わらなかったが、警戒心が強くハウス前に飛来するようになったのは10月10日で、飛来のピークを過ぎた23日以降は少なくなった」としている。6日午前中は2羽まで減った。

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