地域の仕事知る機会に 中学1年生対象に地元の47企業が説明

 将来的な地元就職に繋げようという中学生向けの地元企業説明会が6日、文化センターで開かれ、生徒たちが地元にある多くの企業の説明を聞き、将来の参考にしていた。
 人口減少や労働力不足などの地域課題を踏まえ、稚内商工会議所青年部(YEG)、稚内市などが昨年に続いて開いた説明会「わかる働く未来へつなぐジョブフェア2019」には市内7中学校の1年生258人が参加した。
 開会式で川野副市長が「稚内でしかできない仕事もあります。将来に向けての参考にしてください」などと挨拶したあと、生徒たちは小ホールやロビーに設けられた47企業のブースを回って担当者から仕事内容などの説明を受けていた。
 金融業などのブースを回った男子生徒は「将来は稚内で仕事をしたいと思っていますので参考になりました」と話していた。
 今村仁泰YEG会長は「フェアを通じて世の中の役に立つ仕事など稚内にどんな会社があるのかを知ってもらい将来に役立ててほしい」と期待を寄せていた。

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