未来は〝なでしこ〟 最北FC 唯一の市内女子チーム

 市内に小学生を中心としたサッカー少年団が3クラブある中、道内でも数少ない女子だけのチームを持つ最北FCのレディスメンバーは未来の〝なでしこ〟を夢に日々、練習に励んでいる。
 市内3クラブなど道内のサッカー少年団は主に男女混合で活動しているが、平成17年に誕生した最北FCは設立当時は男子のみだったが、2011年の女子ワールドカップで日本代表が優勝してから少しずつ女子の入部が増え、今は男女合わせて42人おり、そのうち女子は幼稚園児~小学6年生まで市内最多の15人が所属している。
 宗谷含め道内は女子の部員が少なく選抜でレディースチームを編成し大会に出場することが多いが、最北FCは単独で出場することが多く、過去には全道規模の大会で準優勝したことがある。
 キャプテンの港小6年横山暢さん(11)は「チームも仲良く練習で上手くなるのが楽しい」と話し、今年6月に入部した南小5年の大島未羽さん(11)は「色んな技を覚えたりするのが楽しい」と汗を流していた。
 男子兼女子監督の間瀬元さん(72)は「4年前から単独チームが作れるようになり、外での試合は終わったので来年2月のフットサル大会に向けてチームのレベルを上げたい」と話していた。
 最北FCは4年生以上の高学年は毎週火曜・金曜日午後4時半から、土曜日は午後1時半から港小屋体で練習しており、興味のある人の見学を歓迎している。

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