時の話題 「あす”寒露”」
あすは二十四節気の「寒露」。露が冷気に当たって凍り日に日に肌寒くなる頃である。
日本列島を今、台風19号が襲おうとしており今週末からの連休はまた天候が悪化しそうなので注意が必要だ。
一月に2度ある二十四節気も残すところ「霜降」「立冬」「小雪」「大雪」「冬至」の5節気に。釣瓶落しで陽が落るのが早くなり12月22日の「冬至」には午後4時に暗くなる。雪が積もっていれば雪灯りで幾分明るいだろうが。
利尻山が初冠雪し大沼へのハクチョウなど渡り鳥の飛来も増えているようで地球温暖化が騒がれていてもこの10年ほどの自然界の営みには劇的変化がないというより我々人間には見えないようだ。
世の中を見渡すと自然界ばかりでなく産業や経済など人間社会も大きな変革期に来ており、極々身近な所では消費税引き上げなどの対策として現金無しのキャッシュレスが注目されているが、ネット購入はせずクレジットカードは所有するも現金至上の我々世代(60代以上)、いや筆者と妻の二人にはキャッシュレスなど俄かに信じがたい社会ではある。
新聞や月刊誌、単行本を読みテレビやDVDを見てCDを聴くだけで煩雑なネットとかゲームとかは無縁な身にとって今の世の中の有り様は異国の出来事にも感じている。
筆者の原稿はパソコンを打つのでなく手書きである。一時パソコンで他の月刊誌への執筆をしていた頃あるものの、マス目に字を書いていくと不思議なことだが、文章が頭に浮かんで来る。ガラパゴス化、結構毛だらけ猫灰だらけだ。