道内外から延べ170人参加 全道フットパス大会 初日午後から白い道散策
稚内で初めてとなる第30回全道フットパスの集いinわっかないが5日から2日間日程で始まり、初日は悪天候のため行程を変更し、午前中はバスから宗谷丘陵の眺めなどを堪能し午後から白い道を散策した。
宗谷管内では平成28年秋の豊富大会以来3年ぶりとなる大会には北九州、札幌、深川、稚内など各地から2日間で延べ170人余りが参加し行われる。
5日朝、キタカラで行われた開会式で中場稚内観光協会長が「悪天候でコースが変更となりましたが、この2日間、思い出に残るフットパス大会になることを願っています」などと歓迎の挨拶をしたあと、参加者はバスで稚内市民観光ボランティアガイドの観光案内を聞きながら宗谷岬に移動した。
20㍍以上の強風が吹く中、最北端の地の碑前で記念撮影するなどしバスの中から宗谷丘陵の眺めを楽しみ、樺太記念館にも立ち寄り市内観光を満喫した。
白い道を表紙にした大会用のチラシを見て参加を決めたという深川の片山常子さん(74)は「午前中は天候悪く残念ですが、午後からの白い道と6日の稚内公園のコースを歩くのを楽しみにしています」と車窓からの景色を満喫していた。
中場会長は「午後から歩く白い道を更に広め観光振興につなげていきたい」と話していた。
6日の稚内公園など5・8㌔を歩くコースには72人が参加する。