直に白鳥の季節が 大沼8月は野鳥23種確認
大沼バードハウスは8月に飛来した野鳥の種類状況をまとめた。
常勤ガイドの遠島幸吉さんが調査したもので、ハクチョウなど淡水カモ5種類、アオサギ、ダイサギ、キアシシギ、トビ、オジロワシなど23種類。前年より1種類減った。
珍しい種はいなかったが、春から居座り続けているコハクチョウが沼の対岸で13回も姿を見せた。
今後は越冬のためシベリアから渡って来る渡り鳥の飛来が増える時期となり、ハクチョウは9月下旬~10月上旬にかけて先発隊が飛来する。過去5年間で最早は平成26年9月18日、昨年は9月29日に飛来した。
遠島さんは「利尻山の初冠雪(昨年は10月13日)が観測される日の前後にハクチョウの先発隊が飛来してくるでしょう」と話していた。