にっぽん丸寄港 乗客に伊藤多喜雄さんも
商船三井客船所有の「にっぽん丸」(2万2472㌧・全長166㍍)が29日午後1時過ぎ、天北1号埠頭に寄港し、乗客418人は稚内観光を楽しんだあと、午後6時半過ぎに次の目的地の留萌に向け出港した。
市(物流港湾課)などによると、1週間ほどの日程で茨城、函館、沓形(利尻)、留萌を巡るツアーで、函館から29日に利尻島に寄港する予定だったが、シケの影響で急きょ稚内に入港した。にっぽん丸は昨年も利尻に寄港できなかったツアーがあり、稚内への入港は2年連続となる。
29日午後1時15分に天北埠頭に着岸し市職員らに出迎えられた乗客は、宗谷岬など観光地を回った。
タクシーで市内観光した人もおり、ツアー客として乗船していた民謡歌手で南中ソーラン創設者の一人である伊藤多喜雄さんが稚内観光協会などを表敬訪問していた。