災害に強い社会資本整備 宗谷地域総合開発期成会が要望
宗谷地域総合開発期成会(会長・工藤市長)は8日、稚内開建、宗谷総合振興局に対し災害に強い社会資本整備、交通ネットワークの充実・強化などを要望した。
国と道への要望事項として、国道の整備促進、宗谷本線の維持・存続に向けたJR北海道等への支援、サハリン州との交流促進、社会資本整備に係る予算確保など15項目。道への防災対策の推進、エゾシカ等の被害対策の強化など10項目の要望に加え、住民が安心して地域で暮らし続けられるよう医師確保を求める特別要望も行った。
稚内地方合同庁舎で開かれた要望会では、工藤市長が舘石稚内開建部長に要望書を手渡し要望事項の概要を説明した中、国道の整備について「地域住民の生活向上、産業の発展、防災・減災のため予算の確保をお願いしたい」と述べた。