カキ養殖用として評判良く ノース工房のホタテ貝殻加工作業
恵比須4にある障がい者就労支援施設ノース工房で利用者が作っている穴を開けたホタテの貝殻が、広島県名産のカキの養殖に役立っている。
平成25年から広島でカキの殻から肥料など製造している会社から種カキの養殖に使うホタテの貝殻に穴を開ける仕事を請け負っており、今では年間350万枚のカキ養殖に使う貝殻を加工している。
仕事を引き受けた最初の年は1日9000枚前後だったのが、作業を担当する利用者が自分たちで穴を開ける道具を開発するなどし、今では1日2万枚に増えている。
梅田敏之施設長は「広島で使用されるカキ養殖用のホタテ貝の加工は殆ど機械で作っていますがノース工房で作っているのは機械より正確に穴が開けられていると取引先からの評判が良いようです」と話していた。