電力の地産地消向け 近江幸秀市環境水道部長
稚内市の環境水道部長に就任した近江幸秀さん(57)は「市民生活に直結する部であり市民の安心安全に向け業務していきたい」と抱負を述べた。
稚高卒業後の昭和55年に採用され総務課係長、社会教育課係長、課税課長など歴任。前任は農政課長。
39年目に入った市役所生活の中で、平成17年11月から全国の自治体職員として初めて南極地域観測隊に参加したことが思い出深い事とし、500日間の南極生活を「オーロラや氷山、氷河を見た時は感動しました」と振り返っていた。
前任の農政課では市街地のシカ捕獲に吹き矢を初めて導入し「日々、市民生活を守るため鳥獣被害対策を考えていました」と。
初めての水道、ゴミ再生可能エネルギー分野がある環境水道部の業務に「特にエネルギー分野では昨年9月のブラックアウトを受け稚内の風力施設で発電した電力を地産地消出来る仕組みを作っていきたい」とした。
趣味はゴルフ。