勇知いも研究会が発芽遅らせる試みとして 種イモ貯蔵庫に保管

 声問にある自然冷熱利用貯蔵庫で「わっかない勇知いも研究会」が今年植える種イモの発芽を遅らせる試みが始まった。
 勇知地区の畑に植える前から発芽し栄養分が摂られることが悩みだった種イモを、室温0度前後に保たれた貯蔵庫内で保管し2週間程度、イモの活動を抑え冬眠状態にさせるという初めての試みで、26日からスタートさせた。今年植える予定の7㌧のうち1割の700㌔分を貯蔵庫内に保管した。
 5月中旬には取り出し、外で日光に当て休眠状態のイモを目覚めさせる作業を経て下旬か6月上旬、勇知の畑に植えることにしている。
 勇知いも研究会の大硲秀男会長(82)と菊池工副会長(73)は「発芽を遅らせることでイモの栄養分が保たれ、その分、更に品質の良いものが出来るだろう。様々な事をやり生産量を安定させていきたい」と今回の実験に期待を寄せている。

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