3期目布陣決まる 稚内市が幹部人事発表 一般職は6月1日付
市は24日午後、5月1日付けの人事異動を発表した。
市長選があった年は通常6月1日付の人事となるが、3月末での定年退職者のポストを兼任していた管理職が多いため、市民生活に影響がないよう先行し発令した。他の人事は6月1日付けとなる。
異動総数42人。昇格12人(部長4人、副部長1人、課長・主幹7人)、異動23人(部長1人、副部長1人、課長・主幹16人、その他5人)、新規採用1人兼務2人、併任4人。
工藤市長3期目となる人事は、まちづくり政策部の秘書政策課を地方創生課に統合。2年ぶりにサハリン事務所長を常勤にした。
同事務所は平成29年から市のサハリン対策監が所長を兼務し現地の担当職員1人が出張扱いで勤務していたがサハリン情報を把握するため所長1人の常勤体制とした。
市役所庁舎の建設を推進するため、まちづくり政策部内に、庁舎整備担当主幹を配置し女性管理職は1人増え8人となり、管理職全体の15・4%占めた。
▽生活福祉部長(人材育成課長)藤原淳▽監査事務局長(水道料金課長)斎藤英樹▽環境水道部長(農政課長)近江幸秀▽稚内消防長(総務防災課長)土門伸一▽総務部長(生活福祉部長)山崎智▽会計室長=副部長職=(会計室長)鈴木扶美子▽庁舎整備担当主幹(物流港湾課主査)今井哲也▽防災担当主幹(防災課主査)小室宏明▽サハリン事務所長(サハリン課主査)三谷将▽スポーツ・レクリエーション担当主幹(教育総務課主査)橋本英一▽図書館長(秘書政策課主査)荒山朋美▽水道施設課長(農政課主査)笠原浩之▽市立病院分院業務課長(総務防災課主査)熊谷幹男▽総務防災課長(学校教育課長)田中克良▽人材育成課長(総合窓口課長)掘江美奈▽総合窓口課長(秘書政策課長)山谷知孝▽健康づくり課長(市立病院生活支援担当主幹)櫻井紀之▽水産商工課長(教育総務課長)表健一▽農政課長(水道施設課長)熊谷信▽教育総務課長(市立病院庶務課長)秋山淳一▽学校教育課長(社会教育課長)山川忠行▽社会教育課長(スポーツ担当主幹)円山久人▽議会事務局庶務課長(図書館長)武藤俊一▽水道料金課長(市立病院分院業務課長)川田智之▽市立病院庶務課長(水産商工課長)手塚光行▽同医事課長(議会事務局庶務課長)坂本歩▽同医療相談課長(市立病院医事課長)小林一司▽地域消防専門官(防災対策専門官)吉田竜浩▽地方創生課主査(秘書政策課主査)太田真大▽地方創生課(秘書政策課)中村美佑▽同(同)蝦名祥一▽同(同)堀耀太▽同(同)市川美紀▽人材育成課付(新規採用)長谷川久美香。
昇格部長4氏が抱負 藤原、斎藤、近江、土門各氏
26日午後4時半から市正庁で行われる辞令交付を前に、部長職に昇格した4氏が本紙の取材に答えた。
生活福祉部長の藤原淳さん(57)は「市民生活に直結する部署ですので、子供からお年寄りまでの幸せを考えて仕事をしていきたい」、監査事務局長の斎藤英樹さん(57)は「事業がある部署ではなく、監査委員や職員と協力し厳正迅速に業務を精一杯努めさせて頂きたい」、環境水道部長の近江幸秀さん(57)は「適切な水道衛生管理と再生可能エネルギーの推進など扱う部署なのでマチのためしっかり取り組んでいきたい」、消防長の土門伸一さん(57)は「火災、救命だけでなく自然災害が各地で起きており、安心安全のマチのため業務を行っていきたい」と夫々抱負を述べた。