時の話題 「市長選の公約」
3期目めざす工藤広氏に続いて川崎眞敏氏も公約を発表。14日の告示を前に市長選が熱を帯びてきている。残る古我友一氏も12日を予定している。
現役市長の公約発表とあって中田商工会議所会頭、風無副会頭(後援会長)ら錚々たる人達が同席した会見は子供から高齢者まで稚内市民が幸せに暮らすマチ作りのための施策が示され、なかでも特養ホームの待機者ゼロは待ったなしだろう。
稚内では空きが無いので豊富や浜頓別など稚内から離れて厄介になっているお年寄りがおり家族が直ぐ通える市内施設の充実が急がれている。
保育所の待機幼児ゼロも急がなければならず、高校生までの医療費ゼロは子育て中の家庭にとって福音となろう。
カーリング場建設中止という奇策に出た川崎氏も市民生活重視を訴えており、当然そこには市立病院の医療と看護の充実を図りたいとし、子育て支援、高齢者支援も勿論、公約として盛り込んだ。
両氏の公約は市民生活の向上で一致しているのだが、カーリング場に関しては真っ向から対立するという構図になり告示を前にヒートアップしている。
この2人に古我氏が絡んでくるので三つ巴の戦いは日に日に熱を帯びてきている。
稚内は今、基幹産業の水産業が好調で、観光も程々、土木建設業も堅調でありながら人口減少は続いており、人手不足は目に余る状況を来たしている。
一旦稚内を離れてしまうと仕事や家庭の都合でUターンするのは難しい。それ以上に稚内が魅力ある街になれば話は別だがね。