見て触れて楽しんで 和田、高橋、山本さんの3人展
創作活動をしている和田智恵美、山本庄男、高橋宜一さんの気の合う仲間の3人展が、14日まで市立図書館で開かれている。
夫々の活動の集大成として平成27年から毎年開いている3人展は今年で5年目を迎え、3人は昨年の展示を終えてから直ぐに次の展示に向け取り組んできた。
和田さんは、昨年の胆振東部地震でのブラックアウトを体験したことを機に、避難所生活になった際、身近なお菓子の空き袋を再利用した仕切り、すずらんテープで編んだ全長4メートルのワニなどの動物オブジェ、高橋さんは今年の稚内サハリン館で公演したルースキー・テーレム、砕かれたCDが放つ多彩な反射光を撮らえた写真、山本さんは絨毯を包んでいた袋を再利用し、その中に丸めたアルミホイル1200個を入れた全長12㍍のヘビのオブジェなど50点あまりの作品が展示されている。
5周年ということで特に子供たちに楽しんでもらいたいと取り組んできた3人は「大人まで楽しめるようなワクワクする展示があるので、多くの人たちに見て触れて楽しんでもらいたい」と話していた。