潮見小422人の笑顔を安平へ 早来小のプロジェクトに参加
昨年9月の胆振東部地震で被災した安平町の早来小6年生が、街に元気を取り戻そうと町の人口とほぼ同じ8000人の笑顔を集めるプロジェクトに取り組んでおり、この企画に潮見が丘小全校児童や先生ら422人が参加し、写真とメッセージを被災地に送り応援している。
このプロジェクトは早来小6年生26人が、町の人口の8000人分の笑顔を写真で集め、これまで支えてくれた町民を元気にしようと企画したもので、SNSなどで広がり、海外からの参加者もいる。
潮見が丘小には、室田ひろみ先生の教え子が安平町教委にいることから依頼があり、児童一人ひとりが「心から笑える日が来ることを願っています」などと励ましの言葉を書いたメッセージを手にした写真を5日までに送信した。
稚内から安平町は遠く離れているとはいえ同世代の子供たちの行事が軒並み中止された話を聞いた潮見小児童たちは被災地に思いを寄せ参加していた。
送った写真は、12日に早来小で開かれるプロジェクト報告会場に展示される。