まちラボ3月末で閉館 4年間で1万6500人利用
中央地区の活性化を目指す目的で平成27年4月に開設された中央アーケード街にある「まちなかメディアラボ(まちラボ)が今年3月末で閉館する。
稚内北星大学が文科省の認定を受け始めたCOC(地〈知〉の拠点整備事業)の取り組みとして、中央地区に人を呼び込もうと開設されたまちラボは、市民向けのパソコン講座や中国語講座、中学生への無料塾、学生向け催しなどを行い、27年度は5350人、28年4890人、29年4029人、昨年4月から今年1月26日まで2300人と、4年間で1万6500人余りが利用している。
COC事業が今年3月末で終了することから閉館することになったもので、稚内北星大学の斉藤学長は「中央地区の賑わいを取り戻そうという目的での開設は一定の成果があったと認識しています。市民向けの講座なども好評で寺子屋的な役割も果たせた」と4年間の活動を振り返った。
市民向けの講座など出来るものは引き続き大学で開いていきたいとしている。