自動運転EVバス実証運行 市長らが乗車し中央地区走行

稚内市は14日からキタカラや市役所前など中心市街地を走行する自動運転EVバスの実証運行を開始した。工藤市長が初便に乗車し乗り心地を確かめた。
将来的にバスなどの運転手不足を見据え生活路線の維持と二次交通の利便性向上を目指した自動運転社会実装事業として、実証運行する自動運転EVバス(定員13人)は今月14日〜18日、21日〜25日までの10日間、キタカラ裏(駐車場)〜フェリーターミナル〜北防波堤ドーム前までの交通連携ルートと、キタカラ前(乗り場1)へ戻り〜港一条通〜市立病院〜市役所〜キタカラ(降車場)までの生活ルートを1日5便体制で運行する。
今年度はレンタル車両を使用しアクセル、ハンドル操作などは自動運転にし運転手が緊急時に手動にする「レベル2」で技術検証する。来年度は車両を購入した上でルートを固定した実証運行を継続し、令和10年度にはドライバーが乗車せずともシステムが全て管理するレベル4無人自動運行を計画している。
運行前にキタカラで行われた出発式に出席した関係者50人余りを前に、工藤市長は人口減少に伴うバスなど公共交通の運転手不足などを挙げ「市民の皆さんが住み慣れた街で安心して暮らし続けていくためには持続可能な交通手段の確保が課題で、多くの観光客らも訪れているので2次交通の利便性の向上も課題」などと述べ、将来的に稚内の風力など再生可能エネルギーをバスの動力として活用したいとし「一般試乗で自動運転の便利さと安全性を実感して頂きたい」と挨拶した。
式終了後、工藤市長ら関係者が自動運転EVバスを試乗。午後からは市民らがバスに乗車し、乗り心地を確かめていた。


