時の話題 「はて稚内市長選は」

 鈴木直道北海道知事(45)が来春行われる知事選再選に向け動き出した。一介の東京都職員から財政再生団体の夕張市に派遣され2011年には夕張市長選に当選し2期8年間市長を務め19年、道知事となり現在2期目。20年からのコロナ禍では国の方針に準拠すればよかったが、その後はどちらかと言うと積極果敢に打ち出した政策は少なく待ちの姿勢と我慢強い政治心情が真骨頂の人のよう。
 年が若いせいもあるが、個人的には評価できず自民党などは他の候補を選んではと、正直考察している。
 国と地方自治体の間の〝中二階〟に位置する道政であるだけに知事としての執行に関し難しい面はあるものの3期目とあれば他人任せでなく自らの意思で決定し実行する腕力も必要となろう。高校か大学かは知らねどボクシングで鍛えた腕ちからを発揮してもらいたいものだ。
 来春の統一地方選に向け札幌市の秋元克広市長が4選への出馬を辞退したように各市町村で動きが激しくなっている。稚内市長選はというと、現役の工藤広市長は去就をはっきりせず、水面下で次の市長選候補選びが経済界を中心に行われているという話を聞き工藤市長に代わる具体的な名前が挙がっているがこの浮上候補、「出るか出ないか」というハムレットの心境にあるやに側聞する。この人が出馬表明すれば一気に流れに乗る公算が強いものの、肝心の工藤市長の去就宣言次第では血で血を洗う事態だって有り得る。
 同じエルム会であり市の要職にもあり、すんなり行く向きあるも波乱含みではある。